琵琶湖畔でソロキャンプ
こんにちは。庭です。...というかひさしぶりにブログを書いてみました。だーれもこのブログを見に来ていないことをいいことに何の気兼ねなく書けることに気がついた訳で...。Youtubeではどこの馬の骨かもわからんような自分の動画にさえどれも1000回以上も見られているのがとても不思議だ。肩の力を抜いて前みたいに自分のキャンプ記録として、今回は一人称で書いていこうかと思います。
さて、馬の骨は滋賀県高島市へお邪魔した。ここら辺りでは有名なキャンプ場らしい。到着時にはよさげな場所は埋め尽くされていたので一番端っこの剪定木置き場みたいなところに設営した。タープを浜に、天幕は一段上の芝に張った。
しばらく浜の様子を見ていてふと思った。房総九十九里浜育ちの自分は海の波しか知らない。海には当然、潮の満ち引きがある。それがここにあるわけないとわかっていても琵琶湖って海のように大きい。波打ち際を観察してみると「ここまで波が来ましたライン」がけっこう上の方まである。スマホで琵琶湖の水位の1時間毎経過を調べると昨夜からの8時間の間に1センチから5センチほどの潮位変化があった。
ダムや湖って降雨量によって水位が大きく変化するもんだと思うんでおそらく風速や風向きで急に波が5センチくらいは大きくなるときがあるんだろうと推測。あとはこんだけ大きな湖だから多少の満ち引きはあるのかも。
というわけでタープも一段上に張りなおした。これで安心。
だんだんと夜の帳が下りてくる。このたねほおずきは使いにくいというひともけっこういるみたいだけど絶対にこっちの方がほおずきよりも優秀だ。とにかく電池の持ちがいい。最大光度にしても二泊三日野営の間は電池のことは安心。予備電池を2回分持って行けばじつに10日間持つことになる。ソロでは自分の手元が明るければいいので最悪、非常時にはこれ一つでも凌ぐことは可能だ。レジャーしに来てるのにそれじゃ味気ないので他にもランタンは灯すけども。
浜辺にあった流木にぶら下げてテーブルを明るくする。
すっかり夜に。ソロ宴会開始。琵琶湖畔は風が強い、のか今日だけこんなに強風なのかわからんけど風に弱いモノラルはしまってファイアボックスにした。風があっても燃えてる木が横に吹っ飛んでいくことはないから煙突型の焚き火ツールは安心。
山フライパンはいいね。何しようが焦げ付かない。見た目も渋い。こないだ地元のスポーツショップのヒマラヤに行ったら山フライパンの色が変わってた。シルバーに。個人的にはこっちのゴールドのほうが好きかな。
今夜は白ワイン。酒屋に寄ったら久々にリースリングをみつけた。シャルドネばっかりだとつまらない。ほんのり甘い辛口(どっちじゃい)。やっぱリースリング最高。7年前、ドイツに行ったときに初めてリースリングに出会った。それから白ワインの魅力にちょっとはまる。おいしいね。
ん~。夜のファイアボックス。いいね。ちっちゃい焚き火って味がある。
翌朝。薄曇り。
戦国時代に信長が安土城を建てたのって確か琵琶湖だったような。毎日この穏やかな風景を眺めていたんだろうな。延暦寺でのホロコーストやら無慈悲な戦いの繰り返しの中、この穏やかな景色を見て何を思ったんだろう。人の歴史は戦争の歴史というけど、今も昔も何も変わってないね。治世と乱世が交互にやってくる。乱世には信長や曹操のような破天荒な英雄が現れて初めて次の治世への兆しが見えてくるわけだけど、現代にそんな乱世の英雄がいるだろうか。なんてどこかの本に書いてあったようなことを妄想したりして。
恒例朝珈琲。
缶づめをあっためる。
仕事の自営業はなんとか順調だけど厄年(前厄)を迎えて体にがたが色々とき始めている。最近20年ぶりに入院もした。不自由になると健康のありがたさを痛感するね。ましてレジャーなんて夢のような話だと思ったけど何とかまたキャンプすることができてほんと嬉しい。いい所だった。牛ガエルがずっとグェ~グェ~鳴いてたこと以外は快適だった。
動画アップ↓
ソロキャンプとの出会い
今日は私がソロキャンプに「はまった」きっかけを書こうかと思います。一番最初に見たのはこのサイトでした。
愛車にキャンプ道具一式を積んで北海道を旅する、素敵だなと思ったのが今のスタイルに繋がっています。雄大な景観の中を疾走する深緑色のロードスター。夜の闇にほんのり明るいピルツ7。私が一番最初に手に入れたテントはもちろんピルツ7でした。もうすでに廃番となっていてなかなかすぐには入手できずやっとオークションで落札したものでした。
今までの私のキャンプのほとんどもこのテントを使って野営してきました。ソロには狭すぎず広すぎずちょうど良いし耐久性も良いです。ただ夏場は思ったよりも風通しがないので暑いという弱点もあります。
湖のほとりで使っても絵になります。
夜のやわらかい明かりも似合います。
その次に出会ってしまったブログがこちらでした。キャンプのお手本、というか憧れの存在です。
自分の中で勝手に師匠にしてます(爆)。
どんだけ道具持っとんじゃいと言いたくなるくらい欲しいものの端から端まで揃ってる人です。ソロキャンパーの中でも相当有名な方なんじゃないでしょうか。natunatuさんの持っている道具を見ていいなと思ったものを買える範囲で厳選して揃えてきたのが今の私のキャンプ道具です。それでも相当な散財しました。理想は四季それぞれに3つか4つぐらいの設営パターンを持てればいいかなと思っています。今のところ2パターンです。natunatuさんの動画は全部片っ端から何回も見てます。何度見ても面白いのが不思議です。いつかお会いしてみたいなと夢想する日々。楽しみがあるっていうのはほんとに幸せですね。
南信州売木村でキャンプ
南信州の谷合の集落、売木村にある「うるぎ星の森オートキャンプ場」に友人一家とキャンプして来ました。キャンプ場の標高は1200m前後。このキャンプ場は我が家のような幼児のいる家族キャンプには最適だと思います。広場サイトを利用すれば子どもがどこにいても目が届きます。オートサイトもあるけど広場サイトも実は設営場所のすぐ後ろに駐車できるのでオートサイトとほとんど変わらない上に2000円近く安い。親父ひとりのソロキャンプには野趣が全くないので向きませんが…。
売木は明治から昭和にかけて木材・木炭で栄えた林業地帯だったそうです。今は人口600人の静かな村です。満天の星空を見上げることができるキャンプ場が平谷村や売木村に点在しています。
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