憂い人、焚き火酒。

中年一般人の息抜きの記録である

近場の夜景ソロ

 

久しぶりのソロキャン。ここは夜景が綺麗。標高もそこそこあって町を見下ろす高台にあります。標高900mちょいです。

 

 

 

 

 

恵那市の夜景を見遥かすこの空気感を独り占め。ここ最近の考え事や仕事の話だと物価高にどうやって工房運営をアジャストしていこかなどなどあれこれ焚き火を弄りつつ模索する夜。今宵も趣深い酒になりそうです。

 

 

 

今回は八年前にキャンプを始めたとき初めて買った天幕「ピルツ7ST」。当時はもうナツナツさんのソロキャンプ動画にハマりまくっていました。ナツナツさんの動画でちょいちょい使われていた廃盤ピルツ7をヤフオクで手に入れたときの感動は今も健在です。

 

 

 


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ソロキャンプを知るきっかけになった動画。一人しっぽりとテントを張って野外で呑んで焚き火して楽しむ。そんな面白そうな趣味があるのかと夢中になって何度も見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜の焚き火台はユニフレーム。熱反射板がこちらを暖かくしてくれます。秋冬に毎年活躍する焚き火台です。

 

十年ちょっと工房をやって思うのは日本人はおおむね工業製品が好きな人種だということ。個性的なものに対して表面的には面白さを認めていても実際に手に取って使うものはやっぱり安心安定のメーカーもの。だからって一人工場みたいにやってメーカー品紛いなものを作ることに意味は感じないんですよね。難しいな。

 

 

 

ひと昔前まで売れていた価格帯では今は難しくなっているのも課題。昔より安く、その上で安定的なメーカー品をユーザーが好んでるきらいがある。原材料費が上がる中で価格も抑えないといけない。どうすりゃいいんだろう。そもそも才能がないのが不調の主原因なのは確かだが(笑)

 

あーだこーだ考えても何も変わらないのはわかってるんですけどね。ついつい焚き火見てるともがいてみたくなる。爆ぜる音を聞きつつ愛犬もまったり。焚き火好きのゴールデンです。

 

なんとも言えない静寂に餃子の焼ける音が吸い込まれていきます。面倒なので上から醤油を垂らして頂きます。

 

酒美し。地元恵那の酒です。この山の水で仕込んだ酒をこの山で頂く贅沢。最高です。スッキリしつつフルーティ。原料酒米だけでなぜこんなにフルーティになるのか不思議です。山の上に鯨の形をした雲が浮かんでいたことが由来だという鯨波。おススメですね。

 

おでんがうまい季節になってきました。ソロキャンプは秋からがシーズンですね。虫もパリピーもいないし。夏のファミキャンサンドやパリピのはしゃぎ声に囲まれつつソロでしっぽりやるのも好きですが。

 

 

 

夜は更けていき焚き火も最高潮へ。もうそろそろフジカストーブの出番ですね。今宵もよきキャンプでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日が富士見台高原あたりから登ってきました。気温は10℃とそう寒くはありません。昨晩はそんなに呑まなかったので体も軽く良き朝です。

 

 

今更ながら良い幕だと再認識。ちょうどいいサイズなんです。これ以上狭いとフジカストーブはオーバースペックになるし。今年の冬はピルツの出番が増えそうです。ではまた。