岩倉ソロキャンプと岩村女城主を巡る
個人的に好きなキャンプ地を三つあげるとすれば富山の「墓の木自然公園」、飛騨の「平湯キャンプ場」、そしてここ売木村の「岩倉ダムキャンプ場」あたりになるでしょうか。三つに共通するのは静けさとほどほどのワイルド感…。今回はその岩倉ダムキャンプ場にやって参りました。
今宵の岩倉は完ソロです。
人っ子一人居ない闇の中、ピコグリルであったまります。ばちばちっと爆ぜた音が夜の静寂に響きます。f分の1の揺らぎにどっぷりと癒されまくりです。あぁ心地良い。
岩倉はあんまり木枝が落ちていません。リフレクターに良さそうな真っ直ぐな枝なんてほとんどありません。ということでログキャリーをリフレクター代わりにしてます。
そうそう、最近買った毘沙門天旗。お気に入りです。ちょっとだけ野営感増します。「ここを幕営地とする!」って感じです。
相変わらず手抜きMAXなタークで焼くだけの料理のオンパレードです。まずは205円で買った「フライパンで焼くだけ!」って書いてあったセセリのレモン汁和え。めんどくさいので凝ったもの作る気がおきない性分でして..。
後手後手なお国は全く当てにならないのでインフルやコロナに負けないためには自ら率先して「息抜き」をして免疫力アップしていくしかありませんね。アホみたいに前向きに..。
毎日このヨーグルトを食べ続けること二年。風邪ひくことはほぼなくなったけど真価のほどは如何に。運動と栄養とソロキャンプ。健康の秘訣はこの三つですよ。たぶん。一個120円前後するのが難点ですが続けてます。去年暮れから黒ニンニクも毎日一個食べてます。今世間を騒然とさせている色んな外来ウィルスも在来ウイルスもガン細胞も結局は自己免疫でやっつけるしかないわけで。それを助長してくれる食品なら多少高かろうが買って摂取するようにしてます。
以下、引用です。
黒ニンニクの主な作用として、以下の三つがあります。
(1)抗酸化作用が強まる。
(2)免疫力を高める=免疫細胞を活性化する働きで、元弘前大学教授の佐々木さんの研究報告によると、黒ニンニクには免疫細胞、特にNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する現象が確認されました。NK細胞とはウイルスや腫瘍などの排除に威力を発揮します。このNK細胞を活性化させる働きは黒ニンニクによって増加したS-アリルシステインによる効能と考えられています。
(3)抗がん作用=通常のニンニクにも確認されていますが、黒ニンニクはさらに強い効果が見込めるといわれます。黒ニンニクが持つ抗酸化作用と免疫力向上作用は、ともにがん予防に効果的な働きで、特にS-アリルシステインの持つNK細胞を活性化させる効能はがん細胞を抑制するのに効果的です。黒ニンニクのがんに対する研究報告は複数あり、現在も研究が続けられています。
私も毎日、1、2片を食し、費用は1カ月1000円程度です。
がん細胞をいち早く攻撃、殺傷するNK細胞
人間の体は、細菌やウイルスなどの病原体、また正常な細胞が突然変異して生じるがん細胞などによって、常に危険にさらされています。それでも病気を発症せずにいられるのは、体を守る免疫システムが働いているおかげです。この免疫の中心的な役割を果たしているのが、「免疫細胞」と総称される細胞群です。
免疫細胞の正体は血液中の白血球で、下の表に示したように、それぞれの役割を担う免疫細胞が連携し、全体の免疫システムを保っています。中でもNK細胞は、病原体の発見と初期攻撃を担当しています。NK細胞が発見されたのは1975年。日本の仙道富士郎氏(元・山形大学学長)や米国のロナルド・ハーバマン氏(当時、ピッツバーグがん研究所教授)の研究により、独力で働き、がん細胞やウイルス感染細胞などを初期段階で攻撃する細胞が存在することが分かり、「ナチュラル・キラー=生まれながらの殺し屋」と命名されました。
普通にスーパーで1000円くらいで売ってて毎日一片ずつ食べてひと月分くらいの量です。発酵食品なので冷蔵庫に入れとけばずっと食べれます。
何より一日2000キロカロリー以内にとどめる食生活と適度な有酸素運動を忘れないことが健康の基本ですね。
岩倉ダムに朝陽が登る午前7時。近くで鹿のきゅーんって鳴き声が夜通し聴こえてました。「さみーっ!」って言ってんのかな。雪はないけど一応氷点下の冷え込みではありました。
あ、今回はddタープの4X4をスモールステルス張りです。久しぶりにこの張り方にチャレンジしたんですがうろ覚え過ぎて何度もやり直してやっと形になりました。張り方はこちらを参考にしました。
https://plaza.rakuten.co.jp/oyajinoiyasi/diary/201702070000/
コットとフジカストーブをインして快適仕様にしてます。4x4ならポールも140センチでいけるので空間も広くとれます。フジカストーブを入れても大丈夫でした。3x3だとポールは90センチ前後になるのでフジカは厳しいです。ユニフレームのワームⅡサイズが妥当です。
一晩中灯っていたユーコ ちゃん。お疲れ様。傘(リフレクター)を装着するの忘れてました。明るさよりもキャンプムードをグッと盛り上げてくれるユーコちゃん。一番好きなキャンプ道具です。
朝メシ作るために湯を沸かします。最近ケトルばっかりだったので久しぶりのキャンティーン。やっぱこっちの方が好きかも。
今回の朝飯も手が込んでますよ。なんたって…
お湯を注ぐだけ❤️
うんめぇ。
珈琲片手に焚き火。薪4束持って来ましたが深夜まで焚火して残りこれだけになりました。完ソロ率の高い冬の平日は無心に焚き火するのには一番良い季節です。
寒い朝、あったか珈琲。↑三杯目
珈琲の友はこちら。
今回も満足。ゆっくりできました。落ち葉の絨毯にダークグリーンのddタープがよく映えます。
しっかし今年はほんとに雪ないな。
岩倉、ほんとにいい所です。今回もたっぷり焚き火できて大満足でした。
午前10時。
あとこれだけになった薪。いやはや楽しかった。
もくもくもくもく
…帰ります。
売木村の山並みを後にします。途中、恵那市岩村の城下町に立ち寄りました。
高山市の古い町並みや美濃市のうだつの町並みに似ている情緒ある岩村の古い町並み通り。江戸時代まで美濃国東濃地方の中心であった岩村藩の町並み。
大河、女城主直虎は井伊家のストーリーだったけど同時代にここ岩村にも立派な女城主が実在したわけで。
最近ハマりっぱなしの日本酒の酒蔵がここ岩村にあります。
こちら岩村醸造、「女城主」の酒蔵です。今は新酒真っ盛りシーズン。軒下の杉玉が新酒のお知らせです。暖簾には女城主の「おかみさん」の文字が。信長の叔母にあたる「おつや」が信長の五男である御坊丸の後見役として善政を施していたところにいよいよ京目指して西進する武田の群勢が。籠城戦の末に敗れ、武田勢秋山信友の条件を受け入れることに。時は流れ勝頼が長篠の戦いで織田に敗れる。岩村城は今度は織田勢に包囲され、敗れた後に岐阜城まで連行され長良川河川敷にて逆さ磔にされる…。領民に愛された女城主おつやのストーリーは後世まで語り継がれます。織田と武田が鬩ぎ合った最前線、岩村城には十七箇所の井戸があったそうです。その井戸の逸話から霧ケ城とも呼ばれた名水の里の酒…!
ストーリーと言い、水と言い…美味いに決まってる。
http://onna-jyoushu.iwamura.jp
岩村醸造では試飲もやってました。一人で来てるので飲めませんが。
瓶詰めした酒を滑車に乗せて売り場に持っていくそうです。渋い絵だ。
格子戸を見つけるとついシャッターを切ってしまう性分です。しかしなぜソフトクリーム。
お猪口も色んなのがあるんですね。
酒に使う水が飲める!
、
酒蔵見学もさせて頂き感動も一入です。新酒を一本買って帰りました。
また来ます!
「岩倉ソロキャンプと岩村女城主を巡る」おしまい。