鹿島槍ヶ岳2022夏
7月24日。
目指すは鹿島槍ヶ岳です。ご覧の通りの駐車の列がずら〜っと2キロにわたって続いておりました。扇沢に着いたのが朝6時過ぎって時点である程度の覚悟はしていましたがここまでとは。人気山域の駐車スペース争奪戦はやっぱり熾烈でした。
そんなこんなで登山口から1キロ手前に駐車スペースを見つけてやっと出発。
時刻は午前7時。車で走ると一瞬のスノーシェッドも重いザックを背負って歩くとやたら長い。
地味に傾斜があって登っているんですよ。これがスタート直後のナマっちい体に堪える。トコトコとおそらく時速で言ったら2キロくらいののんびりペースで歩きます。コンクリの合間から崖下を流れる川のせせらぎが聞こえて癒される。
駐車ポイントから牛歩で歩くこと20分。ようやく登山口に立つ。すでにかなりのヒットポイントを使ってしまった。
登山相談所でおじさんが一人一人に声がけしてくれてます。水場が少ないルートなのでそこらへんの注意喚起。それと体調不良による遭難案件が多いようです。僕は電子申請で登山届けを出してあるのでこのまま通過です。
登山口からしばらくの区間で山紫陽花が元気づけてくれます。癒されるなぁ。山の植物ってのはほんと良いですね。
俯瞰で撮るとシダ植物も面白い。整然とした深緑がよき。
そんなこんなで植物観察に入り浸りつつの〜んびり登っていると健脚の先輩方に追い抜かれていきました。この手前の先輩としばらくの間、一緒のペースで登っていく感じに。こういう時の途切れ途切れの会話が楽しいんですよ。特に自分の親世代とか、それよりもっと上の方とか。昔の山道具談義を聞きつつ歩いたんですがこれがまた面白かった。キスリングとかいうめっちゃ重いリュックの話や飯盒、アルミの食器、くっそ重い布のテント。つい10年そこら前までは50年来の山仲間と登っていたけど徐々に他界していってしまって今はもう大体一人で登っていること。
たくさん素敵なお話を聞かせて頂きました。
感謝。
今回もカメラは富士フイルムのX-T4、レンズはほとんどがXC50-230という組み合わせです。このXCというシリーズ、これまではXFシリーズの廉価版みたいなイメージで全く関心がなかったんです。値段も2、3万円台と安い。が、しかし。↑この写真のごとくパッキパキに解像するじゃありませんか。
とはいえ広角端開放4.5始まりで暗所撮影は苦手だったり、撮って出しではちと厳しい。現像で露出調整とシャープネスを上げて↑こんなもん。いや、でも、十分ですよ。だって3万ですよ。こんな登山道から一歩向こうにある植物を中望遠で撮ったり望遠端230ミリまであるので遠くの山並みまで圧縮して撮れるのも良いです。
柏原新道はほとんど危険箇所はありませんでした。が、多少の注意ポイントはこんな感じであります。それと人気山域だけに人の往来が多いので結構な頻度ですれ違います。崖手前で前方を確認しつつ、譲り合いながら一人ずつ通過するようなポイントも。
テント泊と思しき人も多い。ヘルメット持参の方は鹿島槍ヶ岳の先、八峰キレットに行くのかななんて思ってしまう。
扇沢駅がもうあんなに下です。満車なのがよく分かる。
近場の夜景ソロ
久しぶりのソロキャン。ここは夜景が綺麗。標高もそこそこあって町を見下ろす高台にあります。標高900mちょいです。
恵那市の夜景を見遥かすこの空気感を独り占め。ここ最近の考え事や仕事の話だと物価高にどうやって工房運営をアジャストしていこかなどなどあれこれ焚き火を弄りつつ模索する夜。今宵も趣深い酒になりそうです。
今回は八年前にキャンプを始めたとき初めて買った天幕「ピルツ7ST」。当時はもうナツナツさんのソロキャンプ動画にハマりまくっていました。ナツナツさんの動画でちょいちょい使われていた廃盤ピルツ7をヤフオクで手に入れたときの感動は今も健在です。
ソロキャンプを知るきっかけになった動画。一人しっぽりとテントを張って野外で呑んで焚き火して楽しむ。そんな面白そうな趣味があるのかと夢中になって何度も見ました。
今夜の焚き火台はユニフレーム。熱反射板がこちらを暖かくしてくれます。秋冬に毎年活躍する焚き火台です。
十年ちょっと工房をやって思うのは日本人はおおむね工業製品が好きな人種だということ。個性的なものに対して表面的には面白さを認めていても実際に手に取って使うものはやっぱり安心安定のメーカーもの。だからって一人工場みたいにやってメーカー品紛いなものを作ることに意味は感じないんですよね。難しいな。
ひと昔前まで売れていた価格帯では今は難しくなっているのも課題。昔より安く、その上で安定的なメーカー品をユーザーが好んでるきらいがある。原材料費が上がる中で価格も抑えないといけない。どうすりゃいいんだろう。そもそも才能がないのが不調の主原因なのは確かだが(笑)
あーだこーだ考えても何も変わらないのはわかってるんですけどね。ついつい焚き火見てるともがいてみたくなる。爆ぜる音を聞きつつ愛犬もまったり。焚き火好きのゴールデンです。
なんとも言えない静寂に餃子の焼ける音が吸い込まれていきます。面倒なので上から醤油を垂らして頂きます。
酒美し。地元恵那の酒です。この山の水で仕込んだ酒をこの山で頂く贅沢。最高です。スッキリしつつフルーティ。原料酒米だけでなぜこんなにフルーティになるのか不思議です。山の上に鯨の形をした雲が浮かんでいたことが由来だという鯨波。おススメですね。
おでんがうまい季節になってきました。ソロキャンプは秋からがシーズンですね。虫もパリピーもいないし。夏のファミキャンサンドやパリピのはしゃぎ声に囲まれつつソロでしっぽりやるのも好きですが。
夜は更けていき焚き火も最高潮へ。もうそろそろフジカストーブの出番ですね。今宵もよきキャンプでした。
朝日が富士見台高原あたりから登ってきました。気温は10℃とそう寒くはありません。昨晩はそんなに呑まなかったので体も軽く良き朝です。
今更ながら良い幕だと再認識。ちょうどいいサイズなんです。これ以上狭いとフジカストーブはオーバースペックになるし。今年の冬はピルツの出番が増えそうです。ではまた。
ノーブランド新幕試し張り
新幕を手に入れました。ノーブランド物のタイムセール品で¥13,600。近所の河原で試し張りに来ました。
8角形でポールの高さは2メートル。で、あらかじめ7センチほどカットして裾の隙間を狭めてます。
黒いテントは初めてです。黒の遮光性は良好です。自分のキャンプ道具はモーラや薪スト、その他諸々黒が多いのでテントも黒で良かったのかも知れません。
ベルクロなどなく形状記憶タイプのワイヤーで立ち上がる通気孔。
煙突ポートもあります。冬が楽しみです。軽くて良いんですが何せ15デニールしかないので耐久性が心配ではあります。フジカストーブくらいなら平気だろうけど煙突は…溶けないかな。
せっかく設営したので朝飯読書でもして行きましょう。この山怪、山仕事のマタギの話を中心に狐火や狸の擬態音に化かされた体験など実に面白いんですよ。
そう、最近11歳になる愛犬の腹の調子が悪くて心配でして。ここ数日間ずっと下痢なんで連休明けに病院連れて行きます。大型犬は寿命が短いのでそろそろ気をつけてやらなきゃいかん頃です。
その愛犬と同い年の長女が保育園の頃よく遊んだ河原なんです。もう今はからっきしですが。
彼岸の季節だってのに昨日も今日も猛暑日っていい加減にしてほしいです。
ではまた。
ひるがの高原キャンプ
久しぶりのソロキャンプ🏕
九月になってやっと今年初のキャンプはひるがの高原です。やっぱりひるがのはいいですね。
まずはキャンプに向かう道中のシーンから。東海北陸道を北上する道すがら立ち寄ったぎふ大和。ここの自販機にはなんと…
カップ麺!ちょっと割高だけど好奇心をくすぐります。ちゃんとお湯まで用意されてるし。これは買っていこう。
めっちゃ久しぶりに赤いきつねを買いました。どんぶり型しか見たことないので新鮮です。
ひるがの高原サービスエリアのIC目指してさらに北へと車を走らせます。家からざっと70分で標高1000mのひるがの高原です。
キャンプ場到着!いつも先客がいるSランクサイトが空いてて超ラッキーでした。迷うことなくここに設営しました。
今日はddタープの3×3をクルマに繋いで調理はリアスペースでやります。テントはルクセです。
さっそく焚き火です。いや〜やっぱりいいです。仕事ばっかりしてちゃいけませんね。遊んでばっかりもいけませんが。
ではでは
いっきま〜す!
ぷは〜〜〜☺️
日頃のデトックスが緑に消えていくこの感覚。最高です。
焚き火も安定してきたところで料理にかかります。今夜は家から野菜をいくつか失敬してきましたよ。
ピーマン🫑&お茄子🍆を炒めまして
黒酢の肉団子投下🧆!
これがめっちゃ美味い!
さらに97円で買った餃子🥟
もはや言うことなし!
あとは酒を飲みつつ焚き火をして過ごします。いやぁ良き夜でござった。おやすみなさい💤
翌朝。
夜中にけっこうな土砂降りが降ってましたが熟睡でした。
さっそく火をおこして朝珈琲とカロリーメイトで朝飯です。
昨晩焚き火を夜更けまで堪能できたので今朝は早々に切り上げて帰ります。
いやはや、楽しかったです。また来ます。
くるみ温泉&キャンプ場
出発が遅れて安定の日没INです。管理人代理の人に案内された場所も暗くて果たしてどんな景色の中に設営しようとしているのかわかりません。ここのところの安定した晴天続きの日も今日は低気圧が通過する生憎の空模様。明日は晴れ予報ですが。今のところ雨は落ちてきていません。
今宵もDDタープの4×4です。いつも通り適当に張ります。よくわからない場所にこんな馬鹿でかいタープを広げるのはちょっと億劫です。日没後の設営ならパンダあたりを持ってくるべきだったとちょっと後悔。でもこれしかないので何とかします。
何とか設営完了して人心地つくと周りが見えてきました。ズンズンとした音楽が聞こえてきました。あっちの方が賑やかだと思ったらZ世代前後と思しき若者集団発見。マジか。もっと静かなところが良かった。でもどこも一杯の昨今の週末に多くは望めませんね。キャンプできるだけでも感謝せねば。
まあそれならばとこっちはこっちでいつも通り楽しもう。設営完了おちかれ様の一杯をば。昔はあんまり好きじゃなかったこのビールが今年はなぜかやたらと口に合うようになってきました。四十五歳近くなるとビールの味覚も変化するんでしょうか。キレの旨さがいいってのが本当に分かってしまうのが怖い。いや、旨い。
聞こえてくる若者達の音楽はちょっと趣味じゃないので自分に聞こえる程度にインターネットラジオでジャズでも流そうかな。あぁて言うかもうこんな時間じゃないか。時間を見たら急に腹が減ってきました。とりあえず何か作ろう。と、思ったらご覧の通り本降りの雨が降ってきました。マジか。焚き火できん。ここはアルストで行こう。
タークでささっと野菜炒めでも作ろうと言うことでファイアボックスにアルストをセット。ファイアボックスは五徳としても優秀なんです。重いフライパンを乗っけても安定感抜群。
静かな炎が立ち始めます。タークに油をひいてジュワジュワと野菜達が美味そうな音を立てる。空きっ腹にうまそうな野菜の香りが立ち込めます。はよ食いたい。
あぁうま。うま。うまぁ。もやし最高。ビールがさらに旨い。もうZ世代がどんだけパリぴろうとも気にならないぜ。最高。
タープを叩く雨音が徐々に弱まってきました。これは時期に止むぞ。よしよし。ランタンの火だけでも雰囲気的には結構満足してるんですけどね。やっぱりできることなら焚き火したい。
やおら雨も止んで焚き火開始です。いやぁ、たまらん。癒される…。やっぱこれよね。焚き火があるのとないのでは大違い。
いい加減モーラも研がないとダメかも。全くフェザーが作れん。
バチバチと爆ぜる音を聞きながらボーっと火を弄る。この時間がたまらなく好きなんです。
さあいよいよ今夜のメインを調理しましょう。嫁さんにこれ持ってけと言われた肉、近江牛です。どう見ても美味そうです。やっぱりタークにはステーキがよく似合う。塩を振って肉の表面を焼きます。
こんな旨い肉、この世にあるんですねレベルです。美味杉新作。感動。
今宵もめっちゃ良い酔い。スノーピークの酒筒に入れてきたのは長野県佐久市の黒澤酒造の特純。ちびりとやりながら火をつっつく。最高です。湯を沸かして枝豆を茹でます。
いい感じに茹で上がりました。塩を振って〜。ますます酒が美味い。いやぁ、キャンプって最高ですな。
夜も深くなって参りました。そろそろ寝ようやという視線を投げつつ呑んだくれを背後から見守る愛犬です。では酒筒が空になったので寝るとします。
朝。いつまで寝とんのじゃ!という視線を感じて起床します。時計を見ればまだ6時前じゃないの。4時間ちょいしか寝てない気が…。あ、わかりましたよ。起きますってば。
タープはオープンしたままでフジカストーブを炊いて寝たので全く寒くなかったですが夜中は2℃まで下がりました。さすが高山の山奥です。
て、人のこと起こしといて二度寝するんかい。もうご主人様は起きちまったので散歩に行くぞい。
前回の平湯では朝から雨に降られましたが今日はどうだろう。予報は晴れ。頼むから予報通りであってくれ。
トグルを引き直してタープの庇を戻します。お、雲の切間から少しだけ青空が見えてきました。おしおしそのまま晴れてくれ。
おお、白樺に囲まれた中々いい雰囲気のサイトじゃないすか。こんなとこでキャンプしていたとは昨晩は気づきませんでした。
寒い夜からの朝日はほんと有難いです。日差しに安堵してピコグリルで焚き火スタート。おし、じゃんじゃん焚き火するぞ。
ますます日差しは勢いを増してくる。焚き火の煙に日光が差し込んで幻想的な雰囲気です。久しぶりのキャンプでの朝日にホッとしつつお湯を沸かします。
エバニューのアルミクッカーで湯沸かしです。熱伝達が一番早いアルミなのでステンレス製のキャンティーンより早く沸きますね。
キャンプは朝も心地良い。野外の森で過ごす時間は楽しい。いい趣味を見つけたもんです。
せっかくの日差しを利用してブランケットとシュラフを干します。
ここのキャンプ場はファミリーやグループ向けですね。ソロはちょっと料金面で厳しいかと。
管理人さんにソロ料金を設定する予定はないとキッパリ断言されたので今後一人で利用することはないと思います。白樺のサイトの雰囲気はとても良かっただけにちょっと残念。
温泉があったり洗い場でお湯が出たりと、設備が整っているのでファミリーにはおすすめです。ソロ一幕で5,500円はキツいかな。
夏は秋神川で釣りも出来る。
お世話になりました。
2022秋 平湯キャンプ場
2022.10.31 MON
今年もやって参りました。キャンパーの聖地、平湯キャンプ場。毎年一度は必ず来ております。今回で7回目の訪問。いつ来ても優しい平湯キャンプ場、癒されます。ここがあることに感謝。
麓ではこれからが紅葉本番ですが標高の高い平湯ではもうすっかり秋も深まっておりました。紅葉、黄葉とももう散り始めてます。平日の月火泊まりなので交通量もまばらです。例年と違ったのはキャンプ場管理棟とキャンプ場を挟んだ国道で工事が行われていて信号待ちしたことでした。
お馴染みの入り口ゲートです。自分にとってはUSJやTDLのゲートより遥かにコっちの方が興奮します。人混みは苦手です。何度も潜ったゲートに今年も萌え萌えです。
黄葉の最盛期は一週間前くらいでしょうか。それでもいい雰囲気なのはさすが聖地です。今年はどのキャンプ場に行ってもキャンピングカーがだいぶ増えてきた印象でしたが平湯にもちらほら。あれはあれでまた楽しい遊びですよね。同じキャンプでも自然の楽しみ方で色々あるんだなと感じた一年です。
さて今回の幕はこちら。DDの4×4。これでなんちゃってステルス張りします。テントだと思えばこれだけコンパクトに収まるなんてあり得ないですよね。秋で吸血系の虫もいないし、いよいよタープ泊を存分に楽しめるシーズンの到来です。
ざっくりとどう張ったのかを書いておきますね。
まず四角くバッと広げてから…
①後ろ一列を折り込む
②折り込んだ後列3点をペグダウン
③前列中心から一つ隣の左右ループを左手で合わせ持ちながら持ち上げたら
④140センチのポールを頂点に立て、持ってるループを引っ張りペグダウン
⑤左右列の2ループずつを調整しつつペグダウン
ここまでした状態が↑の写真の状態です。
その後はフィーリングで適当に形を決めます。今回は雨予報だったので屋根付きにしました。手前の2本の木にロープを張って庇を引っ張ります。庇頂点の両脇ループにもロープを結んで広げてペグダウンしている様子です。
今夜の居場所も出来上がって場内の薪拾いをしてきました。全体的にかなり湿った薪しか落ちてませんでした。全部はピコグリルの火力では燃やせないかな。持ってきた乾いた薪がちょっとだけ車に積んであるので乾薪パワーを借ります。
後部座席半分程度に収まる荷物で満足サイトが出来上がるのがタープ泊の魅力。秋はまだフジカちゃんじゃなくても十分ですし。今回は久しぶりのワーム君の出番です。今これ売ってるのかな。
とりあえずピコグリルで焚き火スタート。どこまで燃えてくれるかな。火床に乾いた薪、上に拾った薪で元気に燃えてはおります。ただ乾いた薪も数本しかないのでどこまで持つやら。火の周りに湿った薪を配置して乾かしてはおりますが。
この時間が44のおっさんの最幸タイムなんです。たまらん。あんなことこんなこといっぱいあるけど一旦忘れよう。そんな時間。連れてきた愛犬も闇に紛れてまったりしております。今年は本当に仕事がうまくいかない一年で。こんなに焚き火が眩しい時代は初めてです。
まぁつべコべ考えずに呑もう。
最初に買った時は2500円くらいだったのに今じゃ倍の値段です。でもこれないと始まらない。
「誰だバレル引き上げてる黒幕は…」とかぶつぶつ言いながら焚き火でお湯を沸かします。
アルもお食事タイム。
いい感じに熾火が出来上がってきたので焼き鳥にします。このあたりで焚き火ハッピーレベルが最高潮に達しております。バレルのお湯を沸かして一杯やりつつ焼き鳥を頬張る幸せったらない。
ワーム君も点火しました。足元に置いたそばからもうアッタカイ。
焚き火とワームくんでポッカポッカです。気温は6度。このくらいが一番自分のキャンプにはちょうどいいんです。寒くもなく、暑くもなく、人もまばらな森の中。
三脚立てずに手持ちで適当にとるからブレまくりです。いや、酔ってるから余計にブレてます。6段手ぶれ補正機能もお役御免なブレっぷりです。この酔いブレ写真がまたこの空間のリアルな感触を呼び覚まします。闇とDDと焚き火と愛犬。
いよいよ水っぽい拾った薪しかなくなってきました。さすがにピコグリルからファイアボックスに選手交代しました。燻っていた火種から再び炎が立ち上がります。さすがドラフト効果の力は偉大ですね。
〆のカップ麺を喰らって今夜はお開きとします💤
11.1 TUE 6:20
朝までぐっすりでした。
快適な睡眠で快調な朝に感謝しつつ火を起こします。
昨夜に引き続きファイアボックス選手で行きます。薪は相変わらず濡れたまんまです。よく火がつくもんだと感心しました。表面のちょっとした乾いた部分でもあればファイアボックスは燃えてくれるんですね。焚き火以外、熱源がないので助かります。せめて保険でアルストぐらいは持ってきた方がいいかも。
無事に湯も沸いたところで朝珈琲を淹れます。豆は普段家で挽いてるカルディのスペシャルブレンドです。森で淹れると緑の香りと相まって尚更いいです。
漆黒の珈琲の芯から立ち上がってくる豆のいい香り。これをスイッチに一日が始まる。キャンプの朝は本当に清々しいです。
三脚立てて記念撮影しました。ちゃんとアルもカメラ目線ww
落ち葉の絨毯でのタープ泊は本当に居心地がいいですね。DDタープも森に溶け込んでいてまた良きです。このタープの深緑色は見ていてホッとしますね。
火力をさらに上げて朝飯を作ります。濡れた薪の木口からジュワジュワと音がしまくっておりますが「そんなの関係ねぇ」とばかりにファイアボックスは燃やし続けます。頼りになるわ〜。
今朝はスーパーで買ってきた98円の味噌煮込みうどん。これが美味いんだ。
味噌煮込みうどん完成!こんな野蛮なうどんはきっと嫁さん食べれんだろうな。「汚っ!」って言われそうです。汚じさんにはこの感じが丁度いいんですがww
udonを啜る主人を全く気にも止めずにどこか一点を凝視する愛犬。その視線の先を見たけど葉っぱしかないのできっと考え事でしょうね。あいつ元気かなとか。昨日あそこでマーキングしときゃよかったとか。
朝のデザーツ。今朝は草団子です。こちらも98円。値段じゃないんですよね。野外の食いもんてのは。これまたフランスのパテシエでも勝てない美味さです。ありがとう草団子。
「2022 秋 平湯」 完
長野県某所でキャンプからの傘山
岐阜の緊急事態宣言も解除となって久しぶりにキャンプ&ハイクして来ました。
今夜はおニューの薪ストーブをパンダTCにインストールして楽しんでおります。
いつもならフジカストーブで幕内の暖房とするところを薪ストーブ。なんともゴージャス。
持つ煮込みなんぞを湯煎してみたり。熱源が薪ストーブってだけでなんだか洒落乙。
もう三月。夜の冷え込みも暮れの氷点下にはならず春の訪れを感じます。
今夜の酒は美濃市うだつの街並みにある老舗造酒屋の小坂酒造の新酒。美味すぎて気づいたら三合いっちゃってました。
今夜のBGMは小野リサ。洒落乙。
ぼちぼちA4くんも点火。やっぱりこいつの火力は半端ないです。ぶっちゃけ薪ストーブよりあったかい。
はぁ…やっぱりキャンプも良いなぁ。
インゲンの黒胡麻和えがまた旨し。
素敵な夜の闇に溶け込むパンダのシルエット。やっぱり良い幕だなぁ。
とか思っていたら誰か来た。
出ました、相方。仕事終わりからの弾丸キャンプ。さすがです。
20分後にはもう始まってます。早っ!
こうして三ヶ月ぶりの野営の夜は深まっていきましたとさ…。
午前6時。うっすらと三日月🌙も朝付く空に隠れて行きます。
もうじき東の空に日が上ってきそうです。
今朝の気温は0度。ギリギリ氷点下にはならず。
朝飯を軽く済ませて早々と撤収します。
向かったのは中央アルプスの前衛の山、傘山です。
展望がなかなかの評判だと聞いていたので一度は行ってみたかったんです。
…と、いきなりゲートが。
あ、開けれるのね。
龍くん飛んでおります。
何やらぶっとい松が出てきました。
立派だなぁ。
円空像みたいな祠。
松松松松松松松…松!
ゲシュタルト崩壊しそう。
ずっと続く急登に汗ばんできました。
ここでソフトシェルのファイントラック、ニューモラップフーディを脱ぎます。
入口屋。
最近地元の山を登りまくっている龍くん曰く、「もう半分くらい来ました」とのこと。おお、それは早い。
春の新芽。
駒ヶ根の街並みが見えました。
標高1500mを越えたあたりで残雪がうっすらと出てきました。
そして登頂!
ほどよい距離感でした。だいたい二時間半から三時間弱での登頂。
いやはや絶景かな。
出ました登頂ポーズ。
南アルプスもばっちり見えます。
何やらゴージャスならカップ麺🍜が出てきました。
ん?
お湯がぬるくて未完成状態でした。構わず食べております。さすが。
僕はまたこれ。
下山路から見える烏帽子岳が立派過ぎる件。
再び暑くなってフーディ脱ぎます。
この展望スペース最高。
ひたすら林道を下って与田切川沿いに出てきました。
林道があまりにもヒマなので撮影会。
カーブミラー萌なヤツら。
…ってここ、ござ松やないかぃっ!
またゲートを開けて
スタート地点に帰ってきました。8時スタート、13時半ゴール。一周12キロ、からかさ山の旅でした。ではまた!
2020 星空忘年雪中野営とプチ雪山トレッキング
十二月半ば、岐阜県某所にて雪中忘年会の巻であります。
街の光害は皆無の山中、澄み切った夜空。
標高は千メートル付近。なかなかの寒さです。枯木と夜風に揺れる芒を前景にオリオン座を狙ってみました。これまで星なんてこれっぽっちも興味なかったんですがこの頃妙にロマンチストになってしまったようです。星座早見盤的なアプリまでダウンロードして夜空にぞっこんであります。
さて、そんなこんなでまたしても岐阜の山奥まで車を走らせて林道の涯てのどん詰まりまでやって参りました。色々大変なことだらけだった今年の総括も、やはり野宿で〆ようということにしました。勿論今回も相方、龍くん登場であります。新調したテンゲルの初張りだそうです。
ロマンティックにじっくりと星景写真を撮って初めて気付いたんですが…
めっちゃ寒い!
何せ微動だにせずじっと撮影に専念しっ放しなので体は冷えるわけで。今思えばセッティングだけ済ませて車内からカメラをリモート操作すれば良かったと反省であります。何のためのカメラリモート機能なのかって話です。
星の撮影はひとまず置いて乾杯!ブレッぶれの写真ですみません。カメラを持つ手が震えてしまいまして…。こちらお歳暮で頂いた限定醸造モルツ、あちら普通のモルツ。
今夜も手抜き飯のオンパレードであります。安定のコンビニ冷凍チャーハン!いやはや、旨し。やっぱ料理とか面倒くさいので…。撮ってきた写真見返してもっとシャレオツなキャンプ料理とかたまにゃやれんのかって自分ツッコミしてます。ムリですが。
午後八時を回ったあたりから気温がグンと下がって参りました。この時点でマイナス三度。今夜の酒は奈良の「みむろ杉」純米大吟醸です。みむろ杉うま杉です。一度呑みだしたら止まりません。みむろ杉の氷点下仕込みは最高に美味‼︎
もうマイナス何度とか何度も口にしてるとそればっかり気になっちゃいますが…
そんな寒さは酒でごまかしちまえとばかりに呑みまくりました。ま、夢中で楽しいことしてる時はあんまり寒さは感じないもんですよね。後から思い返すとよくあんな極寒の中で宴会してたな~なんて…。
私のサイト。今夜は実は車中泊なのでコットもなし。どシンプルに風避けでペンタを背にして焚き火とヘリノックスとテーブルです。このスタイル、設営が楽でいい。ペンタシールドはほんとに良い幕で居住性抜群なんですよ…って昔からあるスノピのタープなんで皆様とっくにご存知ですね。失礼致しました。
ファイヤボックスに薪グリルの焚き火で育てた切炭をぎっしり詰めて炭火串焼き。これが美味いんですわ。ジュワジュワいっております。とくにこの日もつくね団子がマジで美味かった。もうしばらくこの薪グリル&ファイアボックスの組み合わせでいこうかな。薪グリルの収納袋にファイアボックス入れとくだけですもんね。
なんとたった18分でさらに気温が下がりました。どこまでいくんだろうか。佐久の方では二桁のマイナス予報。言ってもここは東濃の方なのでまぁマイナス5度くらいだろうとは踏んでましたが…。
とにかく足先が冷えるので焚き火台の下であっためます。薪グリルのここって結構あったかい。今度からは靴の中にホッカイロ入れとこ。
じきに心地良さに寝落ちして靴に引火してたりして。
テンゲルなかなか良いシルエットです。前室のアレンジがきくってのは便利ですよね。雪の中にテンゲルとペンタ。よきかな。
その前室の中でぬくぬくする人。ほとんど引き篭もりキャンプです。こう言う秘密基地感が男ってのは幾つになっても好きなんだな。この幕ってあれですよね。よくソータローさんが使ってるテント。そりゃいいわ。テントって何でこうも男心をそそるんですかね。若い頃に「あのテントかっこえぇ‼︎」なんて一度も思わなかったですが。
ソロストーブも良い仕事しております。上はあったかいんだけど薪グリルみたいに正面はなかなか暖まらないのがちょっと冬にはあれですね。でもかっこよい。
龍くんこんなランタン持ってたっけか。また増えた?燻銀がいい雰囲気。ランタンの仄暗い灯りが雪に広がるこの感じ。たまらんですな。
ゲゲ、いよいよ氷点下6度になりました。
マジでくそ寒いっ!
もうこれぐらいでいいですょ。これ以上下がるとちょっとした修行みたくなってくる。
僕はそろそろお開きにしようかと思ったところで龍くんガッツリ鍋スタート。胃袋が宇宙であります。あたしゃ寝ますよ。
※心優しい彼は恐らく二人分のつもりで作っていたことは秘密である
今夜は初の車中泊。これは贅沢な気分になりますな。まるでカプセルホテルじゃありませんか。今まで無駄に山の中で野営してきたので何でもっと早いうちからこのスタイルにしなかったんだろうってぐらい本人感動の寝床であります。
一旦エンジン回して車内10度まで温めてからキーオフ。
ぬくぬくで就寝でありますzzz
朝7時。
意外な寒さにむっくり起床。車内はマイナス3.5度。外とそう変わらんやん。雪景色の向こうから爽やかな日の出に感激!夢中で朝日にカメラを向けます。
日の出からものの数分で日は高くなり…
ぐおぉぉぉぉお日様あったかいっ!!!
やはり太陽は偉大であります。さっきまで氷点下だったのがあっという間に気温上昇。極寒の夜を耐えたご褒美のような気分。
雪峰でスノーピーク。
野営の朝は気持ちがいい!
そう言えばテンゲルで寝ていた龍くんは無事だろうか。
生存確認!
よくご無事で!タフやな~www
そして僕らは朝のトレッキングへ出かけたわけで…
新雪の森を歩く朝。何て清々しい。
YouTubeアップしました。
あ、そうそう。
先日ソロで海野営して参りました。
無名の丘を地形図片手に歩き、森の中を彷徨いつつ…。果たして無事に目的の浜にたどり着けるのか!的な動画です。
Solo Camping Document #14 [迷いの森を抜け、冬の海で野営する]
今回の記事はここまで!see you next(=゚ω゚)ノ
アルプス360度大展望!守屋山1650m
お陰様で当ブログは開設五年目を迎えました。これまでの総アクセス数、20万を超えてご好評頂いております。ありがとうございます!
さて今回は相方の龍くんと里山へ行って参りましたのでその様子を簡単に記事にしてみたいと思います。
向かったのは長野県諏訪市にある守屋山。1631mの東峰と1650mの西峰の双耳峰でどちらの山頂も大展望が広がる山です。上り90分、下り50分で手軽に信州の名山をぐるりと展望できるのでお勧めの山です。
いかにも信州の里山といった爽やかで静かな唐松の山道を歩いて行きます。麓の国道152号線沿いに登山ルートが3か所あって周回したりピストンしたりできます。今回は杖突峠の駐車場からピストンしましたが次回は赤井沢新道から登ってみたいです。
念入りに木道の建て付けをチェックしつつ進む龍くん。確かにこの木道入り口の看板に注意して歩くべしと書いてありましたがまさかここまで慎重になるとは。注意看板を設置した人にとっては喜ばしい行動でしょうが。
木道付近には綺麗な小川が流れております。春先に来たら山野草や花が広がっていそうです。梅花黄連あたりがこういった水辺にはありそう。来春あたりにまた来たいです。
地図上で「キャンプ場」となっている場所に来ました。チェーンソーアートっぽい熊がお出迎えです。よく手入れされたキャンプ場といった印象です。地元の小学校が学校行事で使ったりする場所かな。
ここまですでに30分ほどかかって登って来ましたがここからが本番のようです。
登山口には再び熊のレリーフが「クマ出没注意」と呼びかけてくれます。今年は熊の事故多いので特に注意ですよね。あぁこわ。
日が当たらない北斜面では昼間でも霜が降りております。この日は十二月の一日。暖かい日が続いておりますがやはり冬には違いないようです。朝ほど気温は低くないのでザクザクしませんが。
東峰の山頂まであと10分地点です。後一息。笹藪の胸突坂を登ります。
わっせわっせと登る龍くん。ご覧の通りなかなかの傾斜です。一面笹薮。熊の気配におびえつつ登る私であります。
そこそこにきつかった胸突坂を登り切ると東峰が見えて参りました。キャンプ場から40分ほど登ればもう東の頂きが見えるわけで、ほんとお手軽です。
東峰に到着しました。なかなか丁度いい塩梅の運動量です。
雲ひとつない快晴。風もなく穏やかな日差し。絶好の里山日和で南アルプスもよく見えます。
こちら東峰はご覧のとおり平な場所があまりないので西峰に向かいます。東は1631m。西の山頂はこちらより20mほど高い。東峰を下るとすぐに神社があります。守屋山は山そのものが諏訪のご神体とのことです。
一旦下って鞍部を登り返すとうさぎ小屋大の避難所が見えてきました。と、ここでカメラを向けられたので…
負けじとカメラを向けました。何やってんだか。
うさぎ小屋を通過。
西峰到着です。
西峰も大展望!南アルプスも綺麗に見えます。
諏訪湖もばっちり。
さてお昼にしましょう。
八ヶ岳バックに龍くんもお昼タイム。あのちっこいザックからヘリノックスが出てきました。
今日のランチはタンメンのようです。
こちらわたくしのランチ会場。サーマレストを自分のケツ大に切り取った座布団にちゃぶ台です。
本日のメインディッシュ。が、しかし…。
肝心のオリーブオイルを忘れてアヒージョがただの炒め物になりました。
パンを焼き焼きします。
こちら龍くん、3分たって実食開始。
こちらは食後の珈琲。
デザートのリンゴ。
と、やおらカメラを設定し始めた男が
自撮りしております。
なかなか素敵な山でした。
権現様
[2020.8.3 権現岳日帰り登山]
朝5時。小雨上がりの天女山駐車場からスタート。
南八ヶ岳の権現岳。編笠山からギボシ経由で回る方がメジャーだけどなるべく人が少ないコースを選択。予想通り駐車場にはまだ車はなく一番乗りだった。
小雨上がりのガスがかかった神秘的な雰囲気の登山口。標高は1530m。権現岳2715mまで1200mほどの登り。
優しい心で。
歩き始めは神秘の森歩き。
すぐにちょっとした広場に出た。
しばらくすると笹道に変わった。朝露が膝下を濡らしまくる。堪らずレインウェアを履いた。
するとまた開けた場所に出た。
まだまだガスは晴れない。天気図の予想分布では高気圧に広く覆われてはいるものの南から湿った空気が割り込んできている感じだった。きっとこのあとちょろっと日差しが出てまた曇るだろう。
海抜碑があった。
ひたすら笹道。
もやもやな笹道朝露モードが続く。
登山靴は濡れている。
森の奥から朝陽が差し込んできた。
段々と日差しが強くなる。
2000m地点の看板。権現岳まで1/3ほど来た。
日帰り登山用に新調したモンベルのバーサライトバック30。めちゃくちゃ気に入ってしまった。軽い。
前三ツ頭まであとひと息ってところのダラダラとした登りが確かに嫌らしかった。額の汗を拭って小まめに水分を補給しながらじっくり標高を上げて行った。
2200mくらいまで上がってきた。長かった笹の樹林帯からは抜け出したようだ。日差しもしっかりあって一転して暑くなりレインウェアを脱いだ。
前三ツ頭2364mに出た。いきなり雲海が広がっている。
登頂したら帰路にまた立ち寄ろう。
南アルプスもよく見える。
次のポイント、三ツ頭を目指す。
目の前に三ツ頭山。
ザレた前三ツ頭の稜線から再びコメツガの樹林帯へ。
もう笹道はないので歩き易い。
ぐんぐんと登って行く。
三ツ頭、2580mに登頂。前三ツでは見えなかった権現岳の山容とその奥に天を突く赤岳が現れた。こりゃ絶景だ。
南には編笠山。青年小屋の青い屋根も見える。
では権現様を目指して行くとしよう。
朝9時の青空と雲海は気持ちいい。
三ツ頭から一旦鞍部に下って見上げる権現様。高い。
ザレた道を登る。
さらに近づいてきた。
赤岳が立派過ぎる件。
急坂の岳樺道。
岩場を越えて
もうひと息。
権現様は目の前だ。
編笠山が雲に追いつかれそうだ。
権現様の案内柱が見えた。
おお!
鉄剣と金比羅様。
山頂の岩場から真下は…ヤバイ。
一気に雲に巻かれ始めた。下山しよう。
権現様にここまで来れたことへ御礼をして下山につく。
前三ツ頭で棒ラーメン🍜。いや楽しかった。
なごり雪の墓の木キャンプ
雨ざーざーの墓ノ木自然公園に半年ぶりに龍くんとやって参りました。
やはり富山と言えばこれです。
地酒美味。
何だか毘沙門天旗が必須アイテム化しております。
こちら龍くんサイト。今回はスノピMですね。
羽釜で何やら作った模様。
サムゲタンだそうです。
僕は鰹。
今夜もUCO活躍。
新入りランタンも活躍。
夜が更けていきます。
龍くん実は寝ております。
久しぶりの雨キャンも楽しいですね。
おやすみなさい..。
起きたらびっくりの雪景色。
ハンモックで起きたら目の前までタープが迫ってました。雪の重さでたるんじゃったみたいです。
まさかのなごり雪キャンプ。
咲いたばかりの桜もびっくり。
こんだけひしゃげても熟睡できるもんですね。
とりあえず珈琲こしらえよ。
ムーンライトの龍くん未だ爆睡。
湯が沸きました。
美味。
雪に映える毘沙門天旗。
いやぁ絶景かな。
味噌煮込み98円うどん。
昨晩作るつもりで忘れてた煮魚。
ほくほくです。
二杯目の珈琲の友。
やっぱ富山はいいですね。そろそろ撤収です。
花冷えの墓ノ木に感謝。
富山市を目指します。
初めての富山ブラック。
ノンアルで乾杯。
これは美味かった。達磨のヤング。
ほんとに黒いぜ。
ではまた!
弾丸一色の森キャンプ
午後四時。仕事が一区切り付いたので一色の森へやって来た。
十五分ほどで設営を済ませる。とりあえず珈琲を淹れることにした。
今年はほんとに雪が少ない冬だった。昨日チラッと降った雪がまだ場内にいくらか残っている。
午後五時。腹も減ってきたのでボチボチ始めるとしようか。
我ら岐阜県民はこれが大好きなのさ。
普段あまり呑んだことのないやつにしてみた。
久しぶりにA4君。
今夜はデイツ80。
めっさ久しぶりにミスチル聴きながらの焚き火はセンチメンタル。
やっぱA4君の燃えっぷりは凄い。全焚火台の中で最強クラスだ。
月が綺麗だ。BGMはタイミング良くミスチル「君が好き」。
「月も濁る東京の夜だ そして捻り出した答えは 君が好き」
よくわからんがいい曲だ。
時折森の闇の向こうで動物の影が動くのが見えた。ここらは狐がよく出る。
地元美濃の酒。新酒は氷点下の夜でも冷酒で頂く。
月明りに唐松林。
夕方からひたすら七時間焚き火して今宵も満足なり。
一色の森の朝。まだ日の出前。
最近朝はこれだけ。
オシャレキャンパーにはなれないね。
零下三度。
霜も降りている。
先週末に誰かが作ったらしい。
やたら上手だ。
明るくなった。
煙突ポートをこしらえたが今冬使ったのは一度きり…。
荷物増えるのが億劫で薪スト持って来ないことが多い冬だった。
午前7時。
なかなか良いキャンプだった。
そろそろ工房に戻って仕事しよう。
夕方から朝までの弾丸キャンプは効率がいい。
日頃晩飯食って寝てる時間にキャンプしてるだけだから。
寝床が森になっただけ。
うほ。ドライフラワーみたいだ。
水溜まりも凍ればアートだ。
今冬最後の雪景色かな…。
ありがとう一色の森。
1℃上がった。
今日の名古屋の最高気温は21℃になるらしい。
この時点では信じがたいが。
帰るぜ。
「弾丸一色の森キャンプ」
終わり
岩倉ソロキャンプと岩村女城主を巡る
個人的に好きなキャンプ地を三つあげるとすれば富山の「墓の木自然公園」、飛騨の「平湯キャンプ場」、そしてここ売木村の「岩倉ダムキャンプ場」あたりになるでしょうか。三つに共通するのは静けさとほどほどのワイルド感…。今回はその岩倉ダムキャンプ場にやって参りました。
今宵の岩倉は完ソロです。
人っ子一人居ない闇の中、ピコグリルであったまります。ばちばちっと爆ぜた音が夜の静寂に響きます。f分の1の揺らぎにどっぷりと癒されまくりです。あぁ心地良い。
岩倉はあんまり木枝が落ちていません。リフレクターに良さそうな真っ直ぐな枝なんてほとんどありません。ということでログキャリーをリフレクター代わりにしてます。
そうそう、最近買った毘沙門天旗。お気に入りです。ちょっとだけ野営感増します。「ここを幕営地とする!」って感じです。
相変わらず手抜きMAXなタークで焼くだけの料理のオンパレードです。まずは205円で買った「フライパンで焼くだけ!」って書いてあったセセリのレモン汁和え。めんどくさいので凝ったもの作る気がおきない性分でして..。
後手後手なお国は全く当てにならないのでインフルやコロナに負けないためには自ら率先して「息抜き」をして免疫力アップしていくしかありませんね。アホみたいに前向きに..。
毎日このヨーグルトを食べ続けること二年。風邪ひくことはほぼなくなったけど真価のほどは如何に。運動と栄養とソロキャンプ。健康の秘訣はこの三つですよ。たぶん。一個120円前後するのが難点ですが続けてます。去年暮れから黒ニンニクも毎日一個食べてます。今世間を騒然とさせている色んな外来ウィルスも在来ウイルスもガン細胞も結局は自己免疫でやっつけるしかないわけで。それを助長してくれる食品なら多少高かろうが買って摂取するようにしてます。
以下、引用です。
黒ニンニクの主な作用として、以下の三つがあります。
(1)抗酸化作用が強まる。
(2)免疫力を高める=免疫細胞を活性化する働きで、元弘前大学教授の佐々木さんの研究報告によると、黒ニンニクには免疫細胞、特にNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する現象が確認されました。NK細胞とはウイルスや腫瘍などの排除に威力を発揮します。このNK細胞を活性化させる働きは黒ニンニクによって増加したS-アリルシステインによる効能と考えられています。
(3)抗がん作用=通常のニンニクにも確認されていますが、黒ニンニクはさらに強い効果が見込めるといわれます。黒ニンニクが持つ抗酸化作用と免疫力向上作用は、ともにがん予防に効果的な働きで、特にS-アリルシステインの持つNK細胞を活性化させる効能はがん細胞を抑制するのに効果的です。黒ニンニクのがんに対する研究報告は複数あり、現在も研究が続けられています。
私も毎日、1、2片を食し、費用は1カ月1000円程度です。
がん細胞をいち早く攻撃、殺傷するNK細胞
人間の体は、細菌やウイルスなどの病原体、また正常な細胞が突然変異して生じるがん細胞などによって、常に危険にさらされています。それでも病気を発症せずにいられるのは、体を守る免疫システムが働いているおかげです。この免疫の中心的な役割を果たしているのが、「免疫細胞」と総称される細胞群です。
免疫細胞の正体は血液中の白血球で、下の表に示したように、それぞれの役割を担う免疫細胞が連携し、全体の免疫システムを保っています。中でもNK細胞は、病原体の発見と初期攻撃を担当しています。NK細胞が発見されたのは1975年。日本の仙道富士郎氏(元・山形大学学長)や米国のロナルド・ハーバマン氏(当時、ピッツバーグがん研究所教授)の研究により、独力で働き、がん細胞やウイルス感染細胞などを初期段階で攻撃する細胞が存在することが分かり、「ナチュラル・キラー=生まれながらの殺し屋」と命名されました。
普通にスーパーで1000円くらいで売ってて毎日一片ずつ食べてひと月分くらいの量です。発酵食品なので冷蔵庫に入れとけばずっと食べれます。
何より一日2000キロカロリー以内にとどめる食生活と適度な有酸素運動を忘れないことが健康の基本ですね。
岩倉ダムに朝陽が登る午前7時。近くで鹿のきゅーんって鳴き声が夜通し聴こえてました。「さみーっ!」って言ってんのかな。雪はないけど一応氷点下の冷え込みではありました。
あ、今回はddタープの4X4をスモールステルス張りです。久しぶりにこの張り方にチャレンジしたんですがうろ覚え過ぎて何度もやり直してやっと形になりました。張り方はこちらを参考にしました。
https://plaza.rakuten.co.jp/oyajinoiyasi/diary/201702070000/
コットとフジカストーブをインして快適仕様にしてます。4x4ならポールも140センチでいけるので空間も広くとれます。フジカストーブを入れても大丈夫でした。3x3だとポールは90センチ前後になるのでフジカは厳しいです。ユニフレームのワームⅡサイズが妥当です。
一晩中灯っていたユーコ ちゃん。お疲れ様。傘(リフレクター)を装着するの忘れてました。明るさよりもキャンプムードをグッと盛り上げてくれるユーコちゃん。一番好きなキャンプ道具です。
朝メシ作るために湯を沸かします。最近ケトルばっかりだったので久しぶりのキャンティーン。やっぱこっちの方が好きかも。
今回の朝飯も手が込んでますよ。なんたって…
お湯を注ぐだけ❤️
うんめぇ。
珈琲片手に焚き火。薪4束持って来ましたが深夜まで焚火して残りこれだけになりました。完ソロ率の高い冬の平日は無心に焚き火するのには一番良い季節です。
寒い朝、あったか珈琲。↑三杯目
珈琲の友はこちら。
今回も満足。ゆっくりできました。落ち葉の絨毯にダークグリーンのddタープがよく映えます。
しっかし今年はほんとに雪ないな。
岩倉、ほんとにいい所です。今回もたっぷり焚き火できて大満足でした。
午前10時。
あとこれだけになった薪。いやはや楽しかった。
もくもくもくもく
…帰ります。
売木村の山並みを後にします。途中、恵那市岩村の城下町に立ち寄りました。
高山市の古い町並みや美濃市のうだつの町並みに似ている情緒ある岩村の古い町並み通り。江戸時代まで美濃国東濃地方の中心であった岩村藩の町並み。
大河、女城主直虎は井伊家のストーリーだったけど同時代にここ岩村にも立派な女城主が実在したわけで。
最近ハマりっぱなしの日本酒の酒蔵がここ岩村にあります。
こちら岩村醸造、「女城主」の酒蔵です。今は新酒真っ盛りシーズン。軒下の杉玉が新酒のお知らせです。暖簾には女城主の「おかみさん」の文字が。信長の叔母にあたる「おつや」が信長の五男である御坊丸の後見役として善政を施していたところにいよいよ京目指して西進する武田の群勢が。籠城戦の末に敗れ、武田勢秋山信友の条件を受け入れることに。時は流れ勝頼が長篠の戦いで織田に敗れる。岩村城は今度は織田勢に包囲され、敗れた後に岐阜城まで連行され長良川河川敷にて逆さ磔にされる…。領民に愛された女城主おつやのストーリーは後世まで語り継がれます。織田と武田が鬩ぎ合った最前線、岩村城には十七箇所の井戸があったそうです。その井戸の逸話から霧ケ城とも呼ばれた名水の里の酒…!
ストーリーと言い、水と言い…美味いに決まってる。
http://onna-jyoushu.iwamura.jp
岩村醸造では試飲もやってました。一人で来てるので飲めませんが。
瓶詰めした酒を滑車に乗せて売り場に持っていくそうです。渋い絵だ。
格子戸を見つけるとついシャッターを切ってしまう性分です。しかしなぜソフトクリーム。
お猪口も色んなのがあるんですね。
酒に使う水が飲める!
、
酒蔵見学もさせて頂き感動も一入です。新酒を一本買って帰りました。
また来ます!
「岩倉ソロキャンプと岩村女城主を巡る」おしまい。
恒例の新年野営初め
今年のソロキャン初めは昨年と同じく正月の二日に同じ山林での野営。
昨年の動画、「真冬の雪中野営」と同じ山林にやって参りました。でも今年は雪が全くないので谷へ降りて沢の辺りへ。真冬の飛騨に雪がない不思議な感覚。落ち葉で幕の裾の隙間風対策です。
なんだか晩秋みたいな景色。全国的に雪が降らない暖冬になってるようですね。札幌雪まつりが雪が足りないみたいなニュースも耳にしました。ここ飛騨も同じく雪なし。
渓谷の野営は季節問わず野趣溢れる空気に包まれていて気持ちいいです。
果たして今冬の暖かさの真の原因が何なのかはさて置き、薪ストなしで十分な気温の中でも雰囲気優先でガンガンに焚きまくる幕の中は暑い…。でも冬キャンに薪ストは欲しい絵です。
そんなこんなで今年もよろしくお願い申し上げます。