世界遺産でソロキャンプ
1995年に世界遺産登録された富山県の五箇山相倉集落。ここにはワンコイン500円で利用できる素晴らしいキャンプ場があります。日本の原風景、相倉集落の静かな空気に包まれてぽつんとある野営地に行って参りました。
「世界遺産」と書かれた標識を上がって行くと相倉集落です。
合掌造りの家々が立ち並びます。一番古いもので400年経過しているとか。江戸幕府が開かれて間もない時代じゃないですか・・。すごい。武家諸法度って確かその頃に定められたんじゃなかったかな。
駐車場の入り口にいるおとうさんに「キャンプに来た」旨を告げるとこの申込書を渡されます。書いて渡したら500円のお支払いです。同じ世界遺産区域の岐阜県白川郷は完全にメジャー観光地化されて駐車料金だけでもこれでは済まないことを考えると激安です。
相倉集落を突っ切ってしばらく行くと野営場があります。ほんとにぽつんとある感じでした。とても静かです。車両は基本的に入れません。この看板の前か裏の建物付近に駐車します。
山々の景色も素晴らしいです。こじんまりとした円形のサイトとのコントラストが映えます。
扉写真と同じです。設営後に風が出てきました。日が落ちるころにラジオから富山県南部に強風警報が出されました。まじかいな…:(;゙゚'ω゚'):
念のためピルツ7のスカート(裾)を全てペグダウンしました。今のところはそこまでの風ではないですが・・。
風が強まるとの予報なので焚き火はできません。となると幕の中でゆったりするしかありませんね。ピルツ7はソロには広く快適で風にも強いです。こういうときは特に重宝します。
はまちの刺身を肉厚にカットして晩酌スタートです。脂が乗ってます。これがうますぎ・・。
雑学書を読みふけったりしました。
しばらくすると轟々とサイトの上方の林が風に呑まれる音がしだしました。もう少し経過するとそれはさらに強さを増して来ました。身の危険を感じるほどではなかったですが念のため風上に車を置きました。ほんとは車両の乗り入れはだめですけど突風は怖い。この日野営は私一人でしたので念のための処置です。
ポールがかなりの勢いでしなりだしたので一本補強ポールを追加しました。
強くなる一方の風の中の完ソロキャンプ。このまま荒天の幕内引きこもりで終わってしまうのでしょうか。
さあ果たしてこのあとどうなったのか・・続きは動画をご覧ください(*´-`)